2週間ほど前に、「実りの秋」という題材で、我が家で採れたカボチャやら林檎やらをブログに載せた時に、いつもコメントを下さるエーチャンさんから「タコが美味しい季節です」というコメントを戴いたのです。
タコに旬があるなんて知らなかったので、「へ~、そうなんだ」と思っていたら、その週末、贔屓にしている魚屋さんからの入荷情報のSMSに “Octopus” という文字があるではないですか!
巨大なタコだと消費しきれないからなあ。。。と躊躇していたのですが、お魚を買いにいった際に 見せてもらったら、割と小さめのタコだったので、思わず購入。
でも、家に帰ってきてから気付いたんだけど、私、生のタコって捌いたことがないのよね。。。 (だって、日本だと、イカは生で売ってるけど、タコは既に茹でダコになって売ってることが殆どでしょ?)
それにしても、生のタコって、めっちゃグロテスク!! これを食べようと最初に思った人はホントに勇気がありますね。
でも、ネットに書いてあった通り下処理をして茹でたら、こんなに綺麗な茹でダコになりましたよ☆
さて、このタコを使って何を作ろうか。。。 滅多に手に入らない食材なだけに、悩む悩む!
タコを買った時点では、ガーリックとハーブを効かせたトマトソースで煮込もうと思っていたのですが、茹でダコが出来上がってみると、あまりにタコの良い香りがするので、煮込んでしまうのがもったいなくなって、結局この日は、茹でダコの脚の部分を薄く削ぎ切りにして、サラダにしました。
ドレッシングは、シンプルに、レモンとオリーブオイルと塩コショウを少々。
タコの歯ざわりと旨みが最高です!
そして、その翌日は、残りの脚の部分を使って、おでんを作りました。
鰹節と昆布でとった出汁で煮込んだおでん。 我がオージー夫は、おでんは好きじゃないので、これは私が独り占めです☆
そして、最後に残った頭の部分は、冷凍保存してあったのですが、今日はこれを使って、タコとセロリのパスタを作りました。
みじん切りにしたタコとセロリとニンニクと赤唐辛子をオリーブオイルで炒めて、そこに茹でたパスタ(リングイネ)を投入して、さっと炒め、塩で味を整えたものです。
このタコとセロリのパスタは、昔、南青山のリストランテ・ヒロの山田宏巳シェフが出したパスタのレシピ本に載っていたもの。 日本では茹でダコが簡単に手に入るので、割と良く作っていたパスタです。 タコとセロリって、とっても相性がいいんですよね!
それにしても、タコの旨みってスゴイですね。
久しぶりに、タコを、思いっきり堪能しました☆