今日の朝焼け空
今現在ステージ4のロックダウンが行われているメルボルン。日曜日に、ビクトリア州の “
Roadmap to Reopening” なるものが発表されたんだけど、この内容が酷すぎる。。。
このロードマップによると、メルボルンにおいて、現在クローズしている小売店などやテイクアウェイのみとなっている飲食店が再び営業できるようになるのは、10月26日以降、ただし、「過去14日間のビクトリア州全体の新規感染者の平均が1日5人以下、かつ過去14日間の感染経路不明の新規感染者の合計が5人未満」という条件がクリアしなくてはならない、というもの。
州全体の新規感染者が1日5人以下(2週間平均)にならないと営業が再開できないって、あまりに厳しすぎる。でもって、これがクリアできたとしても、飲食店で食事ができるのは “predominantly outdoor” で、もちろん人数制限もあり。Predominantly って、ものすごくあいまいな表現なんだけど、これは、屋外スペースがない飲食店はテイクアウェイ以外の飲食を提供できないってこと??
飲食店が50人以下というキャップ付きで店内で飲食提供ができるようになるのは、11月23日以降かつ「過去14日間のビクトリア州全体の新規感染者ゼロ」となった時。新規感染者数ゼロが14日間って、非現実的すぎじゃないですか??
私は、自分が、レストランで食事をしたり、ショップで買い物をしたり、5キロ以上離れた場所に行きたいから憤慨しているのではありません。
これは、メルボルンでビジネスを営業している人たちにとっては、死活問題。ひとつでも多くのビジネスが生き残れるように、規制を緩められる部分は緩めていかないと、メルボルンはゴーストタウンになってしまう。コロナが終わったからといって、電気のスイッチを入れるように、簡単に復活できるわけではありません。
連邦政府や産業界から、かなり強い反発の声が上がっているようなので、ビクトリア州政府がそれらの声を聞き入れて、このロードマップをリバイスしてくれることを切に願います。