ラムシャンクの赤ワイン煮
2015年 04月 14日
気温が低くなってくると、なんとなく温かい煮込み料理が食べたくなって。。。
ラムシャンクの赤ワイン煮を作りました。

ラムシャンクというのは、ラムの骨付きすね肉のことなんですが、私が買ったのは、Frenched Lamb Shank というもの。
“Frenched” っていうのは、不要な部分をトリムしてあるものです。 トリムされていると、調理したときに見栄えもいいし、不要な脂の部分も取り除かれているのでいいですね。
ちなみに、オーストラリアの大手スーパーマーケットのColes では、このトリムされたラムシャンク2本で1パックになったものが5~6ドルぐらいで売ってます。
今回の赤ワイン煮の味付けには、自家製のリンゴチャツネと醤油を加えてみたのですが、これが大成功。
とっても美味しいラムシャンクの赤ワイン煮が出来上がりました。
ラムシャンクの赤ワイン煮(二人分)
1. オーブンを130℃に温めておきます。
2. ラムシャンク(2本)に軽く塩・コショウをして、ラムシャンクの表面に小麦粉をさっとまぶします。
3. 薄くオリーブオイルを引いたフライパンで、スライスしたタマネギ(半個分)を炒め、タマネギが透き通ってきたら、1のラムシャンクを加え、ラムシャンクの表面に焼き色をつけます。
4. ラムシャンクの表面に焼き色がついたら、フライパンに赤ワインをドボドボッと加え、フライ返しなどでフライパンの底にこびりついた旨みをこそげ落とします。
5. フライパンの中身をキャセロールや深めのベーキングトレーに移し、ラムシャンクが浸るぐらいまで赤ワインを足し、リンゴチャツネ(大さじ3杯ぐらいかな)と醤油少々(香り付けなのでほんの少し)を加え、アルミフォイルで蓋をして、オーブンに投入。 130℃でじっくりと煮込みます。(キャセロールやベーキングトレーはラムシャンクがぴっちりと収まるぐらいの小さめのものを使います。)
6. ホイルで蓋をしているので、大丈夫だと思いますが、途中様子を見て、汁が煮詰まって少なくなりすぎている場合は、赤ワインを足してください。
7. 2時間以上煮込んで肉が柔らかくなったら、トレーの中に溜まっている汁を小さな鍋に移し、強火で煮詰めてソースを作ります。 この時に味見をして、ブラウンシュガー・塩・醤油などで適宜味を整えてください。
8. お皿に煮込んだラムシャンクを盛り、7で作ったソースをかけ、みじん切りにしたパセリを振りかけて出来上がり。
ちなみに、私は、自家製リンゴチャツネがあったからそれを使いましたが、チャツネがなければ、ブラウンシュガー(もしくは蜂蜜)+ ドライフルーツ(プルーンやドライアプリコット、乾燥イチジクなど)+ ショウガ を使えばOKです。 もちろん、ドライフルーツじゃなくて、生のリンゴを摩り下ろして使ったりしてもいいと思います。(以前、ラム肉を赤ワインとドライフルーツで煮込んだものをブログに載せたこともあるので、そちらも参考にしてみてくださいね☆ → ラム肉とドライフルーツの赤ワイン煮)
私はオーブンを使ってますけど、オーブンを使わずにお鍋で煮込んでももちろんOKです。
サイドにマッシュポテトを添えると美味しいですよ☆
ラム・シャンクを買ったのも今回が初めてです。
私はお鍋でコトコト煮込みましたが・・・・美味しくできました。
ただ違いは、トリムされていないお肉だったので、油がかなり出たのと、見た目です。
トリムされてる方が見た目は断然いいですね。
まだ4月だというのに毎日寒いですね。。。こういう料理で家の中も温まるので一石二鳥ですね。
トリムされていないと、脂がかなり出ますよね。。。
食べる前日に煮込んで一晩冷蔵庫に入れておくと、煮汁の上部に脂が固まりますので、それを取り除いてから温めると良いですよ。


