ピンクのかぼちゃ

先日、スーパーマーケットのColes で買い物をしていたら、"Pink Pumpkin” という見慣れないカボチャが売っていたので買ってきました。

ピンクにオレンジ色を混ぜたような不思議な色のカボチャ。　もちろん中は普通のカボチャと同じくオレンジ色です。

ピンクパンプキンなんて初めて見たわ！と思って調べてみたら、どうやらこの新種のピンクのカボチャは、10月の Breast Cancer Awareness Month のキャンペーン用としてMcGrath Foundation との提携で栽培され、Coles を通して販売されているんだそうです。 → 詳しくはこちら

Breast Cancer Awareness Monthは、乳がんに関する認識（早期発見や治療の重要さなど）を広めるための運動月間です。ピンクのリボンがBreast Cancer Awareness Monthのシンボルマークになっているので、今月は、あちらこちらでピンクのリボンやピンクのキャンペーングッズなどを見かけます。

ちなみに、今月中（10月）はColes でカボチャを買うと（ピンクカボチャだけじゃなくてどんなカボチャでも）1キロあたり10セントが McGrath Foundation に寄付されることになっているようです。


さて、このピンクのかぼちゃ、中身のオレンジ色が濃くて、硬くてしっかりとつまった感じだったので、煮物にしても美味しいかも！と思い、昨晩は、和風の煮物にしてみました。



鯛のアラでとった出汁を冷凍保存してあったものがあったので、その出汁に、たっぷりの生姜の千切り、白ワイン少々、カボチャ、エノキタケを入れて煮込み、カボチャが柔らかくなったところで、冷凍のグリーンピースを加え、醤油少々で味を整えて、最後に水どきしたコーンスターチでとろみをつけました。出来上がりには、山椒の葉っぱをちらしてあります。

とっても優しい和風の味☆　生姜の千切りをたっぷり入れるのがポイントで～す。

今回は鯛のアラでとった出汁があったのでそれを使いましたが、普段はそんなのはないと思うので、普通のかつおだしでOK。　私はオーストラリアで手に入りやすいということで、白ワインやコーンスターチを使ってますが、日本なら、白ワイン→日本酒、コーンスターチ→片栗粉を使ってくださいね。

オーストラリアで売ってるカボチャは水っぽいのが多いのですが、このピンクパンプキン、とっても甘くて美味しいカボチャでした☆

そうだ、種を庭に埋めておこう！！！