音楽の話
2010年 05月 02日
メルボルンでは昨日から Melbourne Jazz Festival が始まりました。
今年は、ベーシストのAvishai Cohen が来るはずだったのですが、キャンセルになってしまったようですね。 残念です。
思い起こすと、私がジャズを聴き始めるようになったきっかけは “TOTO” と “Pat Metheny” だったかな、と思います。
“TOTO” は、ご存知の方も多いと思いますが、1978年にスタジオミュージシャンが集まって結成されたアメリカのロック(?) グループです。 私は、このTOTOのJeff Porcaro というドラマーの叩くグルーブのあるドラミングが大好きで、Jeff Porcaro の参加する様々なミュージシャンのアルバムを聴いていくうちに、次第に ジャズの魅力に引き込まれていきました。
TOTO のデビューアルバム "TOTO"
→ 試聴はこちらから (iTune)
→ 試聴はこちらから (amazon.com)
“Pat Metheny” はジャズギタリストですが、私が高校生時代に目を患って入院したときに友人がお見舞いに持って来てくれたテープ (はい、カセットテープの時代ですよ) が Pat Metheny & Lyle Mays の “As Falls Wichita, So Falls Wichita Falls” というアルバムでした。 このアルバムに入っている “September Fifteenth” という Bill Evans に捧げた曲は、それはそれは美しい曲です。
Pat Metheny & Lyle Mays "As Falls Wichita, So Falls Wichita Falls"
→ 試聴はこちらから (iTune)
→ 試聴はこちらから (amazon.com)
もう一枚、忘れられないアルバムは、Michel Petrucciani の “Trio in Tokyo” です。Michel Petrucciani はフランス人のピアニストで、残念ながら1999年に他界してしまいました。 このアルバムは1997年に東京のBlue Note Tokyo で行われたライブを収録したものですが、正にこの日、私も Blue Note Tokyo でライブを観に行っていたので、忘れられない1枚です。
Michel Petrucciani "Trio in Tokyo"
→ 試聴はこちらから (iTune)
→ 試聴はこちらから (amazon.com)
ということで、今日は、Melbourne Jazz Festival にちなんで、「耳に美味しい音楽」のお話でした。