ANZACビスケットを焼いてみた!
2016年 04月 24日
ANZAC というのは、第一次世界大戦におけるオーストラリアとニュージーランドの連合軍 Australian and New Zealand Army Corp の略。
アンザック・デーは、第一次世界大戦中の1915年にオーストラリアとニュージーランドの連合軍 (ANZAC) がトルコのガリポリ半島で多くの戦死者を出したことから、ANZACがガリポリ半島に上陸した4月25日を戦没者追悼の記念日としたものです。 現在では、第一次世界大戦だけではなく、過去全ての戦争における戦没者の追悼、帰還兵や退役軍人を称える日として、各地で追悼行事やパレードなどが行われます。
そして、このアンザック・デーと切っても切り離せないのが、アンザック・ビスケットです。
「アンザック・ビスケット」というのは、オーストラリアやニュージーランドでは普段から良く食べられているオート麦を使ったクッキーです。 第一次世界大戦中にANZAC軍の兵士たちに送り届けるために女性たちがこのクッキーを焼いたことから、アンザック・ビスケットと呼ばれるようになったんだそうです。
明日はアンザックデーだし、パントリーにオート麦の残り物もあるし、アンザックビスケットでも焼いてみようか!と思いついたものの、バターの買い置きがなかったので、ネットでバター不使用のレシピを調べて、作ってみたのがこちら。
→ 使用したレシピはこちら (オーストラリアの1カップは250ccなので注意してくださいね。)
ほとんどレシピ通りですが、Wholemeal Flour (全粒粉) がパントリーになかったので普通の小麦粉で、ココナッツファインの分量が足りなかったので足りない分はアーモンドミールで代用、ゴールデンシロップは蜂蜜で代用、カノーラオイルはオリーブオイルで代用。
蜂蜜はレザーウッドハニーを使ったので、独特の良い香りがして、とっても美味しいクッキーが出来上がりました。
初めてアンザックビスケットを焼いてみて気づいたのですが、卵を全然使わないんですね。 戦時中卵が手に入りにくかったことと、遠方の兵士に送るのに日数がかかるため傷まないように卵を使わなかったことに由来しているんだそうです。