不思議な花 ピンクッション
2013年 10月 21日
我が家の庭では、今、ピンクッションという花が満開です。
針山のような形状なのでピンクッションという名前で呼ばれていますが、正式な名前はレウコスペルマム。 南アフリカ原産の植物です。
南アフリカ原産の植物というと、プロテアが思い浮かびますが、このピンクッションもプロテア (→プロテアはこちら) と同じヤマモガシ科の植物です。
この針のように飛び出しているのは雄しべなんですが、プラスチックのように硬くてピンピンしてるので、まるで造花みたい。
つぼみの時には、産毛のような細かい毛の生えた花びらのようなものに包まれているのですが、そこから徐々に雄しべが飛び出してくるんです。
ホントにホントに不思議な花で、じーっと観察してしまいます。
我が家にはこの朱色のピンクッションしかないのですが、ご近所の庭には、色違いのピンクッションがたくさん植えてあって、毎年この時期は黄色・オレンジ・赤のピンクッションが咲き乱れて、それはそれは見事なんですよー。
ところで、オーストラリア原産の植物にも、このピンクッションやプロテアと同じヤマモガシ科に属する植物がたくさんあるんですよ。
オーストラリア原産のヤマモガシ科の植物
→ グレビレア
→ ハケアローリナ
→ バンクシア
→ ワラタ
そういえば、ヤマモガシ科以外の植物にも、オーストラリアには、ユーカリの花やブラシの木など、花びらがなくて、雄しべが房のようになった花がたくさんありますよね。
どうしてなんでしょうか。 不思議ですね~。
ニュースでも見ましたが、大きな火事が起こりましたね、sowhatさんのお住まいは影響を受けておられませんか?
早く鎮火されますよう、お祈りしています。
不思議な花ですねー、造花のように見えました。
とても頑丈そうな雄しべ、初めてみました。
植物って、本当に不思議ですね~。
ありがとうございます。
今、山火事が起こっているのはNSW州(シドニーの近く)なので、ウチのほうにはまったく影響はないのですが、私の住んでいるVIC州も夏はとても乾燥する地域なので、真夏になると毎年のように山火事が起こります。
メルボルンはここのところ例年に増して雨が多いので、この雨がシドニーで降ってくれればいいのに。。。と思います。