海老とコーンのフリッター ~ Taste of Rhode Island
2011年 02月 03日
" The Providence and Rhode Island Cookbook "
アメリカのロードアイランド州 (Rhode Island) に住んでいる夫の家族が、料理好きの私のためにクリスマスに贈ってくれたレシピ本です。
ロードアイランド州は、ボストンとニューヨークの間にあるアメリカの東海岸にあるとっても小さな州です。
海に面した所だけあって、クラム (アサリやハマグリのような貝) やロブスターのような魚介類を使ったレシピが多いのが面白いところです。
先日、夫の長年の友人が遊びに来た際に、この本にあった ロブスターとコーンのフリッター のレシピを参考におつまみを作ってみました。
ロブスターは高いので、海老で代用です。 ロブスターを細かく切って揚げ物になんて、そんな勿体無いこと、私には出来ません!!
ということで、海老とコーンのフリッターです。
これ、とっても美味しかったです。 ゲストにも大好評。
フリッターの衣にコーンミールが入っているので、カリッとして、とうもろこしの香りがとっても香ばしい!
コーンミール入りの衣を使った海老と野菜のかき揚げっていう感じです。
(コーンミールはとうもろこしの粉で、コーンブレッドやポレンタの材料となるものです。)
→ レシピはこちら Google Books から閲覧できます (P62)
ちなみに、このレシピ、ものすごい量なので、私は8分の1の量で作りました。 それでも、上の写真のような小さなフリッターが12個出来上がりましたよ。
レシピでは中に入れる野菜をバターで炒めているのですが、それではちょっと重いかな、と思ったので、コーンは Stetson Chopped Salad を作った時の要領でオーブンドライにして、その他の野菜は少量のオリーブオイルでさっといためました。 コーンはオーブンドライにすると甘みも凝縮されるし、水分も飛ぶので、揚げ物にはもってこいだと思います。
コーンにはライムが合いそうな気がしたので、海老を他の材料と混ぜる前にライムジュースでマリネしてみたのですが、これが大成功でした。 食べた時にほんのりライムの酸味と香りがして、おいしかったです。
バターミルクはなかったので牛乳で代用しましたが、天ぷらの衣みたいに水でオッケーなんじゃないかな、と思いました。
この、揚げ物の衣にコーンミールを混ぜるという技、色々と他にも応用できそうです。
ズッキーニにコーンミール入りの衣をつけてサッと揚げても美味しそうだな~。
フリッターなのに、海老をマリネしてからするなんて流石!
ドライコーン北海道のお土産で母からもらったのを思い出しました。トウモロコシが安く売ってるときには試してみたいです。
なんでも、干したりオーブンドライするとおいしくなりますよね♪
海老をマリネしたのは、バルセロナのタパスバーの白身魚のフリッターのレシピで白身魚をレモン汁でマリネしてあったのがなんとも美味しかったので、それのまねっこです。
そうそう、なんでも干すと美味しくなりますよね!。。。と書いたとたんに魚の干物が食べたくなった私。。。